タナゴの種類の説明

種類

タナゴの種類の紹介です。タナゴとは、コイ目コイ科タナゴ亜科タナゴ属に分類される淡水魚の一種。今現在、種類は日本国内では16種類となっています。キタノアカヒレタビラやミナミアカヒレタビラも以前はアカヒレタビラと同じ扱いでしたが、現在別種となっています。タナゴの紹介になります。天然記念物や国内希少野生生物植物種など、保護の対象になっている種類もいます。これからも数が減っていくことが予想されます。乱獲などせずに大切にしていきたいと思います。

餌については、基本的には雑食性ですが、植物食より好む種類もいます。水草を入れてあげることや、湯がいたホウレンソウを与えることも出来ますが、代わりとして市販のプレコフードなどもよく食べます。他、赤虫、ミジンコなど動物性の餌も与えてあげてください。専用の餌も販売していますのでいろいろな種類の餌を与えてみてください。

そのほか、アカヒレタビラ類の見分け方や、日本バラタナゴとタイリクバラタナゴの見分け方もご紹介いたします。参考にしていただけたらと思います。

アブラボテ Tanakia limbata

全長は8~10cm位 もともとの分布場所は静岡県より西、四国、九州に分布しています。

日本の固有種 髭あり 産卵期は4月から7月。稚魚が浮上するのは約1月後です。

気性が荒く縄張り意識が強い。混泳水槽にはあまりむいていない。同種同士の混泳をさせると一番強いオスが一番きれいになります。地味な魚と思われがちですが渋く、とてもきれいなタナゴです。混泳する際にはほかの魚が隠れられるような場所を作ってあげてください。

食性は雑食性です。生き餌から、人工飼料までバランスよく与えてあげましょう。

産卵に利用できる主な二枚貝

カワシンジュガイ、ドブガイ、マツカサガイなど

ヤリタナゴ Tanakia lanceolata

全長10~13cm 髭あり もともとの分布域は本州、四国、九州

動きが機敏でタモ網ではなかなか捕まえられませんでした。釣りの方が採集には適しているかもしれません。

産卵期は4月から6月。稚魚が浮上するのは約1月後です。

食性は雑食性。植物質の餌(柔らかい水草や、プレコフードなど)も与えてください。性格は温和で混泳も可能です。飼育下での繁殖には難しい。非常に大食漢で糞も大量です。水替えを効率的に行えるように、飼育の際には底面砂を敷かずに飼育することがおすすめです。

産卵に利用できる主な二枚貝

カワシンジュガイ、ドブガイ、マツカサガイ、ニセマツカサガイなど

変わった種類として

鱗がギラギラと光るタナゴも極稀にいます。銀鱗ヤリタナゴといいその正体はバクテリアが付着したものです。飼育していくうちに色が落ちていく場合もあるそうです。

イタセンパラ Acheilognathus longipinnis(国指定天然記念物)飼育、売買、採集など禁止されています。

全長9~10cm 本来の分布域は信濃平野、富山平野、琵琶湖淀川水系

食性は雑食性 人工飼料からイトミミズなどの生エサ、水草などバランスが良いと思います。

秋産卵型 産卵期は9月~11月。稚魚の浮上は翌年5月~6月

産卵に使用できる主な二枚貝はイシガイ、ドブガイ、ササノハガイなど

ミヤコタナゴ Tanakia tanago(国指定天然記念物)飼育、売買、採集など禁止されています。一部の水族館などで一般公開されています。

全長6~8cm 髭あり 本来の分布域は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県

食性は雑食性

産卵期は4月~7月。稚魚の浮上は約1月後

産卵に使用できる主な二枚貝はマツカサガイ、ヨコハマシジラガイなど 

スイゲンゼニタナゴ Rhodeus atremius suigensis 平成14年から(国内希少野生動植物種に指定され、飼育、売買を前提とした展示、採集など全てが禁止されています。)

全長5~7cm 日本のタナゴの中では最も小型。本来の分布域は兵庫県、広島県までの山陽地方各水系

食性は動物食中心の雑食性

産卵期は4月~7月。稚魚の浮上は約1月後

産卵に使用できる主な二枚貝はイシガイ、マツカサガイ、小型のドブガイなど

非常によく似たタナゴでカゼトゲタナゴもいます。見分け方はなかなか難しく、特徴としては体高はスイゲンゼニタナゴの方が高い。スイゲンゼニタナゴの方が透明感があるなどある程度の見分け方があります。見分け方についてはまた改めて調べてご報告いたします。

ゼニタナゴ Acheilognathus typus

全長9~11cm 本来の分布域は秋田、山形、宮城、福島、茨城、千葉、神奈川、東京、群馬、栃木、新潟

食性は植物食性が強い。動物食も食べる。

秋産卵型 産卵期は9月~12月 稚魚の浮上は翌年5月~6月

産卵に使用できる主な二枚貝は大型のカラスガイ、ドブガイなど

飼育下では非常に憶病ですぐに暴れて鼻先をぶつけてけがをしてしまうので、水槽の正面以外はスクリーンで覆い、水草を植えて隠れ家を作るなど、落ち着いた環境で飼育する工夫が必要になります。狭い水槽での飼育はおすすめできません。最低60cmからと考えています。ペアで飼育することをおすすめします。

産卵管が太いため口を大きく開けている二枚貝に産卵をします。ドブガイなど大型の二枚貝を使用します。


イチモンジタナゴ Acheilognathus cyanostigma

全長6~8cm 本来の分布域は岐阜、滋賀、大阪、福井

食性は雑食性ですが、植物食をより好みます。

産卵期は4月から8月。稚魚の浮上は約1月後

産卵に使用できる主な二枚貝ドブガイなど

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ニッポンバラタナゴ Rhodeus ocellatus kurumeus

全長5~7cm 性質は温和。本来の分布域は、岡山、兵庫、大阪、京都、滋賀、香川、福岡、佐賀、大分、熊本まで 

タイリクバラタナゴとの見分け方

腹びれで見分けがつきます。腹びれの先に白い筋がある物がタイリクバラタナゴです。日本バラタナゴにはありません。他は、タイリクバラタナゴの方が大きい個体が多いです。産卵時期も被っているため混血が進んでいる地域も多いと聞いています。混血が進むと、お互いの特徴を持ち合わせてしまうために見分けることが難しくなる可能性があります。

タイリクバラタナゴの主に産卵する二枚貝は、カラスガイ、タガイ、イシガイ、ドブガイです。

タイリクバラタナゴの産卵期は4月~10月。稚魚が浮上するのは約1月後と変わりません。

水族館レベルの施設では間違うことが無いように確りとDNA鑑定までされているそうです。継代飼育をされている場合以外はなかなか見分けるのは難しくなりそうです。

食性は雑食性。動物食が強いです。

産卵期は4月~9月末ごろまで 稚魚の浮上は1月後

産卵に主に使用される二枚貝はドブガイなど

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カゼトゲタナゴ Rhodeus atremius atremius

全長5~7cm小型のタナゴです。 本来の分布域は 福岡、大分、佐賀、熊本

食性は雑食性。動物食が強いです。

産卵期は3月~6月 稚魚の浮上は約1月後

産卵に主に使用される二枚貝はマツカサガイ、イシガイ、小型のドブガイなど

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アカヒレタビラ Acheilognathus tabira

全長9~10cm 本来の分布域は東北地方から関東地方、富山県、石川県、鳥取県、島根県

食性は雑食性。

産卵期は4月~6月 稚魚の浮上は約1月後

主に産卵に使用される二枚貝はマツカサガイ、ドブガイ、イシガイなど

アカヒレタビラ、ミナミアカヒレタビラ、キタノアカヒレタビラのそれぞれの見分け方についてご説明します。体形にも違いはありますがなかなか見分けがつきません。それぞれシリビレに特徴がありますので参考にしていただけたらと思います。

アカヒレタビラ シリビレは赤、ヒレの先端(縁)が白

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ミナミアカヒレタビラ シリビレは透明、白の2色、うっすらと薄くピンクが入ります。

キタノアカヒレタビラ シリビレは透明と赤の2色、透明部分にもうっすらと赤が入ります。

セボシタビラ Acheilognathus tabira 

(令和2年2月に国内希少野生動植物種に指定され、飼育、売買を前提とした展示、採集など全てが禁止されています。)

全長9~10cm 本来の分布域は福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県

食性は植物食が強い雑食性。

産卵期は3月~7月 稚魚の浮上は約1月後

主に産卵に使用される二枚貝はドブガイ、カタハガイなど

シロヒレタビラ Acheilognathus tabira

全長9~10cm 本来の分布域は滋賀県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、兵庫県、岡山県、大阪府

食性は雑食性。(植物食がやや強い。)

産卵期は4月~6月 稚魚の浮上は約1月後

主に産卵に使用される二枚貝はドブガイ、カタハガイ、マツカサガイ、タガイなど

婚姻色はセボシタビラに似ていますが背びれがシロヒレタビラは背びれが透明になります。セボシタビラは背びれに赤が入りますので区別がつきます。

タナゴ Acheilognathus melanogaster

全長9~12cm 日本固有種 本来の分布域は青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、群馬県

食性雑食性。

産卵期は4月~6月 稚魚の浮上は約1月後

主に産卵に使用される二枚貝はカラスガイ、ドブガイなどの大型二枚貝

カネヒラ Acheilognathus rhombeus

全長13~16cm 本来の分布域は岐阜県、滋賀県、三重県、大阪府、京都府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県

食性は雑食性。(植物食がやや強い)

秋産卵型 産卵期は8月~10月 稚魚の浮上は翌年の5月~6月ごろ

主に産卵に使用される二枚貝はイシガイ、カタハガイなど

種類

メタリックなどの種類も販売されています。


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タイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus

タイリクバラタナゴ オス 腹ヒレの端が白になります。二ホンバラタナゴとの区別はそこで簡単に区別できます。
タイリクバラタナゴのメス 腹ヒレの端はメスも白のラインが入りますので容易に区別できます。
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全長6~10cm 中国原産。 日本へは1942年以降にソウギョ、ハクレンなどに交じって中国から入ってきたといわれています。海外では中国北部からベトナム北部など東アジア地域に幅広区分しているとの事。日本では北海道の一部から本州、九州南部にまで分布しています。品種改良などもされていてバリエーションも豊富です。外来種として入ってきましたが、古くから日本で親しまれており、とても美しいタナゴです。タナゴといえばタイリクバラタナゴを想像する方もとても多いと思います。         

ニッポンバラタナゴとの区別は腹びれの先が白く縁どられているものがタイリクバラタナゴです。他には腹下の黒い縁取りがある物がニッポンバラタナゴと区別できます。ニッポンバラタナゴとの交雑が心配されています。

食性は雑食性。

産卵期は4月初旬から10月初旬ごろまで 稚魚の浮上は約1月後                   特徴として日本のタナゴと比べるとかなり産卵期間が長いです。

主に産卵に使用される二枚貝はカラスガイ、タガイ、イシガイ、ドブガイ

種類

バリエーションも豊富で、アルビノ、イエロー、透明鱗など、様々な種類が販売されています。飼育して自身で増やしてみることも楽しみの一つだと思います。

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