鰉(ヒガイ)とは、コイ科カマツカ亜科に属する日本淡水魚を指します。
日本には3種類生息しています。
ビワヒガイ、カワヒガイ、アブラヒガイです。
ビワヒガイ 学名Sarcocheilichthys variegatus microoculus
琵琶湖固有種 自然分布は琵琶湖と瀬田川
全長20cm程
カワヒガイ 学名Sarcocheilichthys biwaensis
分布場所は濃尾平野、琵琶湖流入河川、う山口県を除く中国地方、九州北西部、壱岐島に分布しています。
全長13cm程
アブラヒガイ 学名Sarcocheilichthys
琵琶湖固有 湖北部の岩礁地帯に生息
全長20cm程
カワヒガイの大きさは13cm程、ヒガイのなかでは一番小さいヒガイとなります。
産卵期にはオスには追星が現れ美しい婚姻色が現れます。
川の中流から下流域の流れの緩やかな場所、用水路の砂礫底(されきてい。砂と石が混ざり合った水底)に生息しています。食性は雑食性。産卵期にはイシガイ、などの淡水二枚貝外套膜(がいとうまく)*ブログの貝の名称で説明致しております。参考にしてください。
タナゴよりも手前に産卵します。メスの産卵管は短く、常に産卵管を出しているため、雄雌の判断がしやすいです。(生後半年もすると産卵管が出てきます。)
成熟するまでに2年掛かります。産卵時期は5月から7月。
寿命は4年から6年程。準絶滅種NTに分類されています。
日本淡水魚でもマイナーな魚で飼育している人もそれほど多くはないようです。
飼育の仕方は、ビワヒガイ、アブラヒガイと同じくです。
とても丈夫で飼育しやすい魚です。
飼育の仕方は他の日本淡水魚と変わらず、定期的な水替えフィルター清掃、エサ給餌を行えば健康に飼育できます。若干白点病に弱いと感じるので、導入したての頃はよく観察をしてあげてください。
雌雄の見分け方
メスはお腹かから産卵管が伸びてくるので直ぐに見分けがつくと思います。
卵の大きさは3~4mm程
産卵時期にはオスには口髭のような追星が現れます。
二枚貝の取り合いをするためケンカを良くします。
エサについて
一般的な川魚のエサで問題なく飼育できます。
産卵行動
成熟している個体であれば、二枚貝を入れればすぐに産卵します。
おおよそ3週間、二枚貝と魚を一緒にしておいてその後、二枚貝を別水槽に移します。しばらくすると稚魚が生まれてきます。エサは栄養価の高いブラインシュリンプをお勧め致します。
稚魚の育成
ブラインシュリンプを朝晩与えてください。
はじめは細長く透明な体ですが、しばらくすると体にラインが出てきます。
よく目を動かしてエサを食べています。
半月もたつと1cmを超えてきます。
*冷凍のエサも販売されていますのでそちらでも代用可能です。
飼育環境
最終的に13cm 20cmくらいに成長するので1ペアであれば60cm規格水槽でも飼育はできますが、複数飼育するのであれば60cm以上は準備したいところです。
一緒に飼育できる魚は、口に入らない大きさの魚やエビであれば問題ありません。
日本淡水魚は一見すると地味ですが、とても美しい種類が多いので是非飼育にチャレンジしてみてください。


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