淡水二枚貝の餌の【珪藻・微生物!】を培養しています。珪藻を顕微鏡で観察した際の状況もお伝えします。

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珪藻類

2022年の4月から始めた珪藻培養の状況をご紹介いたします。

結論といたしましてはうまくいっています。培養のための水槽を用意している為、ドブガイに餌を切らさずに与えることが出来ています。

グリーンウォーター化していましたが、ミジンコを入れることにより透明になりました。右の壁には珪藻を確認できます。これをはがして二枚貝に与えています。

ここ1.2ヶ月ほどはメイン水槽で緑藻が増えてしまいグリーンウォーター化と緑藻が増殖の一途をたどっていましたが何とか解決でき、今は再び珪藻が増えつつある状況です。

改善方法と行った対策、変更点 ライトを上下一灯ずつにしていたものを二灯ずつ計四灯にして、変わらず24時間光を当てています。グリーンウォーターの対応策といたしましては、最初は水を半分くらい抜いてみて足し水をして様子を観ながら更に汲み置きの水を足してみたりしましたが改善せずでした。
しかし、その状態でも珪藻も含まれていると考えて淡水二枚貝には2日に一回与えていました。*補助としてサブケースからも珪藻を取り出して与えています。

今までと条件はほとんど同じ状況なのにも関わらず一向に珪藻が増えずに日々緑になっていく水槽を観ながら少しずつ焦っていきました。試しに特大のカワニナを3匹入れて緑藻を食べつくしてくれることを期待しましたが、あまり効果が見られませんでした。
*埼玉県毛呂山町の小川で見つけた特大カワニナです。たまに、えっ?と思うくらいの大きなタニシ、カワニナを見つけることがありますが、そんなカワニナです。写真が撮れたらアップします。

そんな状況の中、ふと、日々元気に増えていくミジンコを観て、水槽に入れてみることにしました。ミジンコの餌はグリーンウォーター、緑藻も含まれるため良い餌になるだろうと考えたためです。今までも考えはしましたが、なるべく生物を入れずに珪藻を増やしていきたかったためやりませんでした。

夏にはグリーンウォーターから珪藻に入れ替わったことがあったため、今回も暫く様子を観ていれば入れ替わる筈だと、淡い期待をしていましたが考えが甘く入れ替わりはありませんでした。
ミジンコを投入を決めました。

ミジンコを投入した結果といたしましては、成功したと考えています。なぜなら、一週間もたたないうちにみるみるグリーンウォーターから透明に変わり次いで、珪藻が増えていきました。ミジンコもあっという間に増えていきました。現在は珪藻が増えてきて一安心です。水温は15度前後。

まだまだ改善点もあり研究段階ではありますが、今回は何とか解決できたと思います。
日本には四季もあり季節によって水温も変化します。光量も関係あると思います。今後も安定して培養できるように日々観察、研鑽をしていきたいと思います。

良くなかった点といたしましては、水槽を一度リセットして砂を多く入れたとこまではよかったのですが、栄養剤を入れすぎてしまった感があります。珪藻用の培養液を入れるまではよかったのですが、同時に投入した水ガラスが少し多かったように感じます。次回は水ガラスを少な目、もしくは入れないで行こうと思います。
今後は、新しい水槽を立ち上げて、培養液等入れずに時間をかけてゆっくりと培養する方法も試してみようと考えています。

この状態になってしまいました。水を足してその後、ミジンコを入れました。
水を増やしてミジンコを入れて数日たった状況です。
下段の水槽。投入後さらに数日が立ちました。緑がなくなりました。ミジンコの食欲様々です。
同じ日の水槽上段です。ミジンコが下に流れてしまうのか上段にはあまりミジンコは確認できません。右の壁には珪藻が確認できます。緑藻、グリーンウォーターが食べられてから珪藻が徐々に出てきています。

余談ですが、タナゴ、ドジョウ、巻貝、ミナミヌマエビには珪藻、緑藻以外の餌を与えていませんが、順調に飼育できています。他の記事にも載せていますが、餌として藻類に含まれるインフゾリアで十分に栄養はとれてると考えます。
ゼニタナゴは臆病なため、めったに姿を現しませんが、たまに見かけると痩せてなく艶もあって健康なことを確認できます。ドジョウは藻類を与えるとすぐに寄ってきて濾しながら食べています。
もともと、ゼニタナゴは植物食が強いため今の餌が適しているのかもしれません。ただ、水替えの時などは暴れてしまうため、水槽面にぶつかってしまうこともあり、体が傷がつき弱ってしまわないかが心配になります。
*狭い場所で飼育する際には必ず隠れ場所を作ってあげてください。私は見た目はよくないですがプラスチックの入れ物を縦にして隠れ家にしています。

珪藻の化石を砕いた砂は他の砂と混ぜ合わせながらも使用できます。*ただし混ぜる量が余りに少ないと効果が期待できるかは疑問です。

今後も珪藻培養、淡水二枚貝し長期飼育、産卵に挑戦していきます。どなたかの参考にできるような結果を出せるように日々研究します。どうぞよろしくお願いいたします。今後、魚とり、釣りなどいろいろな動画をYouTubeにアップしていきます。そちらも良ければご覧ください。よろしくお願いいたします。

2022年11月20日現在の淡水二枚貝水槽の状況です。

2か月半が経過しました。ドブガイ4匹、シマドジョウ、ゼニタナゴ、ミナミヌマエビ、タニシ、カワニナが同居しています。

淡水二枚貝水槽を立ち上げて2か月半が過ぎました。水温は15度から16度程度です。一匹も死なせずにいます。今のところ順調だと思います。

2023年1月現在の様子になります。緑藻がメインになっていますが、珪藻も生えているのでそのまま与えています。
2023年1月の珪藻培養状況です。緑藻が増えています。PHは8から8.5程

現在の珪藻培養水槽の状況です。珪藻もありますが緑藻が多く増えています。PHを測ると8から8.5でした。一度砂を洗うなどリセットをしてみようと思います。珪藻が多く生えていた時期のPHは7から7.5でした。経過はまたご報告いたします。

2023年3月10日現在、ドブガイを一つも死なせることも無く飼育し続けています。
引き続き経過をご報告させていただきます。

2023年4月の状況です。珪藻と緑藻が混在している状況になります。

定期的に顕微鏡でコケを観察するのですが、微生物も沢山繁殖しているのが見えます。二枚貝の餌は珪藻メインだと言われていますが、一緒に微生物を取り込んで食べているのかもしれません。

貝の中身は結構しっかり身が詰まっています。植物性のタンパク質だけであれだけ賄えるのかな?と疑問におもっていました。
草食動物たち【象さん・キリン・サイ・牛・馬】がなぜあんなにも大きく筋肉質なんだろう?と思ったことはありませんか?彼らは内臓に住み着く菌を植物と一緒に消化することでタンパク質を摂取しているのだそうです。
私はこれを聞いた時には驚いたと同時に納得できました。

今では二枚貝も同じではないかと考えるようになりました。
餌はこれまでと同じく珪藻・緑藻・微生物を与えて経過観察をしていきます。ただし、エサの量・頻度は増やして与えていこうと考えています。7

2023年8月の状況です。外で育てています。水温は30度から37度の間。かなり水温は高いですが順調に育っています。珪藻類・緑藻類が混在しています。これを取り出して与えています。

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