インフゾリアの【増やし方】のご紹介です。生まれたばかりの稚魚の餌に最適です。

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微生物

私が実際に増やしている方法のご紹介です。メダカの針子や稚魚の良い餌になるインフゾリアの増やし方をご紹介します。

インフゾリアとは
動物性プランクトンの総称でワムシ、ゾウリムシ等といった単細胞生物群を指します。

作り方(プラケース)
プラケースに水を入れる。→5㎝角程のレタス、キャベツなど葉物の野菜を手でくしゃくしゃにして入れます。(水草でもよいです。)→エビオス錠を2.3粒入れます。(お米のとぎ汁100ccか牛乳10ccでも可、両方入れても大丈夫です。)→日光に当てエアーレーションを入れる。(ライトでもよいです。)→臭いにおいが出る。(牛乳の場合特に)→透明度が上がり臭いがなくなる。→完成 (緑水になることもあるし、白い濁りが浮いてくることもあります。それらがインフゾリアです。)一週間くらいで沢山増えています。ケンミジンコが大量に発生することもあります。ケンミジンコは肉食でインフゾリアを餌にします。ケンミジンコの発生が確認できればインフゾリアも発生していると考えてよいでしょう。

水草を入れる方法もあります。小さなおにぎり位に丸めた水草を入れて、エビオス錠を2.3錠入れてエアレーションをして、日光に当てます。(ライトでもよいです。)発生するまでに10日くらいかかると思います。

日光
日光の量ですが、直射日光でなくて大丈夫です。私はむしろ直射日光は当てていません。ベランダの一日少ししか日光が当たらない場所でも十分増やす事が出来ます。結果的に水温も上がりすぎずに良い結果が得られていると感じています。

ペットボトルの場合
水は入れても8割くらいまでにして(攪拌するときに空気が良く混ざらないため)、蓋は閉めないでください。弱めにエアレーションをしてください。強すぎると巻き上げてしまい弱ってしまう可能性があります。エアレーションが設置できない場合は一日1.2回蓋をして振ってください。

植物プランクトン→インフゾリア→ケンミジンコの順番で発生します。

インフゾリアの餌
餌は週に1回エビオスを1粒与えています。最初に入れた水草はそのままにしておいてください。

足し水
蒸発した分だけカルキの抜けた水を足してあげてください。

光量
水草が光合成が出来るくらいあればよいです。窓際のカーテン越しの光でも十分です。(夏場の直射日光は温度が上がりすぎてしまうため注意が必要です。)ライトでもよいです。

水温
20度から25度の熱帯魚飼育に適した位の温度にしてください。(実際はもう少し低くても高くても問題はありません。あくまで推奨です。30度でも確認できています。) 

生物なので、余りに高温では死んでしまいます。春、夏、秋であればそのまま常温で保管しておけば問題ありません。冬の時期は熱帯魚ヒーター、パネルヒーターを使って温度を保ってあげてください。(室内であればライトの熱でも大丈夫だと思います。こちらは実験をしてご報告いたします。)

入れ物
プラケース、2リットルペットボトル位であれば問題ありません。


塩素をしっかりと抜いた水を用意してください。(私はカルキ抜きは使っていません。ペットボトルに水を入れて2.3日した水を使用しています。置き場所は屋外、室内どちらでも可です。)

インフゾリア集め方
暗がりに行きライトで照らして集まってきたところをスポイトで吸ってあげます。そのままの水を入れることは水質悪化を考えると避けたほうが良いと考えます。白い濁りをスポイトで吸い取って与えても良いでしょう。2.3回攪拌してからスポイトで吸い取って与えても良いと思います。

補足 ローテーションについて
一度使った水は捨てて、プラケースは洗いリセットしたのち作り直してください。

プラケースを2、3つ用意する。もしくはペットボトルを2.3本用意してインフゾリアが切れることが無いようにローテーションをすればインフゾリアを切らしてしまう可能性が少なくなると思います。

良ろしければ参考にして試してみて頂けたらと思います。
より良い方法を見つけたときには再度発信いたします。

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