淡水二枚貝の【長期飼育・繁殖】に挑戦中。2022年9月から飼育中です。

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淡水二枚貝

水槽内での二枚貝の長期飼育、繁殖ができるかを研究していきます。

2022年10月現在のドブガイ4匹 購入時は2022年9月2日今のところは順調かと思います。餌は増やした珪藻類。餌を与える頻度は3日に一回の割合です。他、同居の生物は、ゼニタナゴ1ペア、イシドジョウ2匹、タニシ、1.2匹、カワニナ1.2匹 餌はドブガイに与える珪藻類の中にいる微生物を与えるのみ。水替え頻度はPH8以上になったときにストックの水を5/1入れ替えています。温度は16度から18度の間。ろ過は上部ろ過のみ、エアーレーションもしています。

結論としては出来ると思います。実際に水槽内で繁殖は出来ているかわかりませんが、限られたスペースの中で繁殖まで成功している方のブログも拝見いたしました。参考にさせていただいています。私は特に科学の専門知識もなくわからないことだらけですが手探りで出来るだけ今の自分と同じ知識が無い方でもわかりやすくお伝えさせていただくよう努めます。ご不明な点はお問い合わせを頂けましたらなるべく早めにお答えいたしますのでよろしくお願いいたします。

二枚貝の飼育、繁殖は条件が揃わなければとても厳しいと思います。その飼育条件を研究して実現出来る様にしていきます。良い報告が出来る様に頑張ります。

趣味で日本淡水魚、淡水二枚貝を飼育しています。今まで行ってきたことを書き綴っていきます。実際に二枚貝を飼育してみた事は3シーズンです。多くの二枚貝はタナゴの産卵のためのに使われ、シーズンが終わると死んでしまう。現状では殆どそうなっているようです。はじめのころはタナゴを増やしてみたいと思っていたのですが、飼育を行っていくうちに私は魚より二枚貝に興味が出てしまい長期飼育を目指してみたいと思いました。実際に飼育を始める前にある程度情報を集めてから再飼育を始める予定です。タナゴ、ヒガイの飼育、産卵。二枚貝を使っての産卵はとても興味深いです。

タナゴ、ヒガイの産卵に気を遣うポイントはいかにして二枚貝を長生きさせることが出来るかです。長期飼育は難しく現在まで成功していません。理由は飼育方法が確立されていないからです。秋産卵型のゼニタナゴの場合はは10月にドブガイを4つ購入して5月半ばまでは飼育できました。半ば過ぎには暑さと、飢えのために死なせてしまいました。*川真珠貝で行こうと考えていたのですが、大型のドブガイに良く産み付けると聞きドブガイを選択しました。結果5月にはゼニタナゴの稚魚は浮上してきました。

死因の一番は餓死と温度との事。彼らは何を飼料としているか?珪藻とデトリタスのようです。温度、水質どれもとても重要。調べるとその中でも特に餌の珪藻類が重要だと書いてあります。次に日本の夏の暑さ、二枚貝達は暑さに弱く暑い日にはすぐに死んでしまいます。カワシンジュガイはその中でも強く(32度33度くらいは耐えることが出来るそうです。実際私も8月いっぱいは持たせることが出来ました。)*現在は種の保存法のために購入、販売、譲渡が出来ません。

カワシンジュガイは強く長生きする為産卵に良く使われています。*私は関東に住んでいますが実際夏場の33度くらいでも死なずにタナゴを浮上させてくれました。 飼育水温の限界は25度以下と思った方がよいそうです。できれば25度以下の環境にすることが必要。日本の夏を考えるとクーラーの設置は必須だと思います。

自然界では冬5度から夏20度くらいの環境で生活をしています。飼育する際にもそれを目指してあげなくてはと考えます。

珪藻の効率的な増やし方、水質の安定方法、水温問題を解決しながら長期飼育、産卵飼育を考え実行していきます。*カワシンジュガイ以外で挑戦します。                                          

珪藻(二枚貝の餌)珪藻とは水辺であればどこにでもあるもの、顕微鏡で見ると様々なとても綺麗で不思議な形をした植物です。鮎の成魚が夏に川で餌にしているものでもあります。鮎(アユ)のは 食み跡(はみあと)と言って鮎が生息している川の中の茶色く苔むした石を見ると何かで削り取った跡が付いている石を見るけることが出来ると思います。それが鮎の食事の後の石です。鮎の口を見ると削った形が口の形と同じだとわかると思います。その削られたものが珪藻です。二枚貝はそれを餌にしています。彼らはとても大食漢であり常に餌である珪藻を吸い込んで食べているみたいです。水槽の環境でもいつでも食事ができる環境を用意してあげなければなりません。珪藻の増やし方を調べていきます。

珪藻の育っている水温の範囲適切な温度を調べてみるとどうやら5℃から25℃の範囲内のようです。(種類が沢山いるために一概には言えませんが高温には弱く死滅してしまうとの事でした。実際には33度でも順調に増やせることが出来ています。)夏の最盛期の方が順調に増えていると思います。

ネットで調べた情報や自分なりに試した方法をお伝えします。

自分で行ったこと、近くの川に行き珪藻のついた石を擦って落とし持ち帰り貝に与えていました。結果は貝を長生きさせることはできませんでした。原因はやはり圧倒的に量が少なく頻繁に与えることが出来ないからだと思います。

次に行ったことは川に行き珪藻を石から擦って落としそれを培養しようと考えました。ハイポネックスを少し入れてペットボトルに入れていましたがうまくいきませんでした。数日たつとほぼ透明な水に変わっていました。原因は直射日光を避けてはいたが夏場で水温が上がりすぎて茹ってしまったのだと思います。もしかしたら光量も強すぎたのかもしれません。 

デトリタスデトリタスとは生物の死骸や糞などが分解されて微粒子になった有機物のことです。水槽でいうと府スポンジフィルターに溜まった汚れがそれにあたります。魚やエビなどを飼育することにより自然に作られるものですのであえて作ることはしません。あくまでも珪藻類を与えて長期飼育を目指します。

水質水質はアルカリ性。PHは7くらい。(PH7.5~8位であれば今のところ問題はなさそうです。)水質が酸性になるのは避けてください。理由は酸性になることで貝の内側が溶けてしまいます。それにより貝がうまく開けなくなることにより餌を取り込めなくなり餓死してしまうからです。

繁殖を目指すのであれば、ハゼ科の魚やドジョウを入れてあげることも必要です。(他の魚類でも可能なようです。タナゴ類など)なぜならそれは彼らの不思議な産卵行動にあります。なんと初めは稚貝はグロキディウム幼生として生まれその後魚の鰭などに寄生してしばらく生活してそれから底生生活に移るのです。寄生期間は2週間ほどその後は親貝と同じような生活をし始めます。驚きです。主にハゼ類によく寄生をするみたいですがドジョウやほかの魚でも大丈夫なようです。寄生宿主の魚の種類は実際にやってみなければわからないので結果を報告いたします。

2022秋にドブガイを4匹導入しました。珪藻の培養も今のところ順調です。これから飼育しき結果を書き綴っていきます。

ドブガイ飼育2か月目
同じ水槽内
2022年10月12日現在の様子です。水温は17.9度順調に進んでいると思います。表面についているのは珪藻類になります。PHは7.5から8.0位 同居の魚たちには変化なし、餌は藻類のみです。貝は自分では珪藻を剝がす事が出来ないので、タナゴ、ドジョウ、エビ、カワニナ、ヒメタニシを一緒に飼育して、ついばんだものや、剥がしたおこぼれをもらうようにしています。そのほかには2.3日に一回、珪藻培養槽から珪藻を取り出し与えています。

少しでもお役に立てる情報を書いていきます。間違っていた情報などはその都度正しい情報に置き換え発信していきます。よろしくお願いいたします。

2023年8月の状況です。水温は18度前後です。餌は2日に一回珪藻類を水に溶かしたものを与えています。

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